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どもども
しんちゃんです。
昨年10月頃からじわりじわりと上がり続け今年1月頃から爆発的に上昇し、現在乱高下を繰り返している仮想通貨。
その仮想通貨のマイニングを今から始めても大丈夫なのか私なりに考察していきたいと思います。
- そもそも仮想通貨とは何?
- マイニングとは
- 日本でマイニングに適した通貨はイーサリアム
- イーサリアムマイニングに必要な代表的な機器
- 実はしんちゃんもマイニングをしていた【売却済み】
- イーサリアムマイニングはいつまで続く?
- 以上を踏まえて今からでもGPUマイニングは始めるべきなのか?
そもそも仮想通貨とは何?
デジタル通貨の一種であり、規制を受けておらず、開発者により発行され、通常コントロールもされており、特定の仮想コミュニティ内で受け入れられ、使用されているものである。2014年に欧州銀行監督局が「中央銀行や公的機関が発行したものではなく、法定通貨の裏付けがあるとも限らないが、自然人(個人)や法人に支払い方法として受け入れられ、電子的に移動、保存、取引される電子化された価値のあるもの」と定義した。
ウィキペディアより
代表的な仮想通貨
・BTC/ビットコイン
・ETH/イーサリアム
・LTC/ライトコイン
マイニングとは
ビットコインやイーサリアムなどの仮想通貨の取引承認に必要となる複雑な計算(コンピューター演算)作業に協力し、その成功報酬として新規に発行された仮想通貨を得ることを指します。
仮想通貨の取引においては、不正防止のため、「ブロックチェーン」と呼ばれる仕組みを実装しています。
これは過去の取引の記録を保存した取引台帳のようなものです。
取引のたびにこの台帳の更新を行わなければなりません。
そのためには膨大な計算を行う必要があり、「マイナー」と呼ばれる人たちが、コンピューターでその計算処理を実行しています。
結果として1番最初に更新に成功したマイナーだけに報酬が支払われることになります。
これは、コンピューターによる計算能力を報酬に変える新たなビジネスとなっており、日夜、採掘(マイニング)に励むマイナーたちが世界中に存在しています。
マイニングの方法には、一人で処理する「ソロマイニング」と、複数人で処理する「プールマイニング」が代表的でした。
しかし、最近では「クラウドマイニング」という方法が注目されています。
これはクラウドマイニング運営会社に資金を提供する方法で、マイニング機器への初期投資や、マイニングの知識がなくも参加できるというメリットがある。
日本でマイニングに適した通貨はイーサリアム
一般的に仮想通貨といえば「ビットコイン」を思い浮かべる方がほとんどかと思いますが、一般に普及しているGPUを使用したマイニング機器では「イーサリアム」のマイニングを行います。
ビットコインが高いんだからビットコインのマイニングをしたほうがいいんじゃないの?と思われる方もいるかもしれませんが、ビットコインのマイニングをする為には「ASIC」と呼ばれる高価な専用機器が必要になる上、消費電力も大きいので一般家庭ではほぼ利益が出せません。
2021年10月21日現在、ビットコイン単価が700万円を超えており、ASIC【Bitmain Antminer S19 Pro】という機種で一日あたり3000円の利益があります。
但し、消費電力が3250Wとなるため、自宅での運用ははっきり言って厳しいです。
ちなみにASICの価格は11100ドルです。
一応購入できるサイトを載せておきますが、サイトの安全性は確認していないので自己責任でお願いします。
あとこれは本当に注意していただきたいのですが、中国業者のほとんどは、商品名に類似しているモデル名も入れたりするので必ず商品説明欄にあるスペックを確認してください。
例としては、【Bitmain Antminer S19 】の商品ページなのに、商品タイトルには上位機種【Bitmain Antminer S19 Pro】の表記が混ざっている場合があります。
イーサリアムマイニングに必要な代表的な機器
先ほども説明しましたが、ビットコインをマイニングするためにはASICと呼ばれる専用機器が必要です。
ではイーサリアムマイニングをする為には何が必要だと思いますか?
はい、それはGPUと呼ばれるPCパーツです。通称【グラボ】【グラフィックボード】と呼ばれています。
厳密にはGPUだけではないのですがそれは別記事で説明します。
このGPUを利用してマイニングを行うわけですが、GPUなら何でもいいというわけではなく比較的性能の高いGPUでなければ利益を上げることはできません。
性能の低いGPUでマイニングができないわけではないのですが、性能の低いGPUを使用するとマイニング報酬以上に電気代が嵩み赤字になってしまったり、マイニングプラットフォームでサポートされていないこともあるので利益を出すことができません。
なのでマイニングでは比較的性能が高く低消費電力で運用できるGPUが使用されています。
実はしんちゃんもマイニングをしていた【売却済み】
実は今年の1月末から私も密かにマイニングを行っており、一人1台とPCショップで購入制限がある中地道に1台ずつGPUを購入してマイニングをしていました。
しかし7月末に全て売却しました。
しんちゃんがマイニングマシンを早期売却した理由
・契約内容ギリギリで電力を使用していた為頻繁にブレーカーが落ちていた
・イーサリアムアップデート「ロンドン」による報酬低下を危惧
・イーサリアム2.0完全移行時の中古GPU大量放出によるGPU価格低下を危惧
契約内容ギリギリで電力を使用していた為頻繁にブレーカーが落ちていた
我が家では30Aで契約を行っています。電力換算で3000wですね。
それに対して
・マイニングマシン/ 約1500w
家電
・冷蔵庫
・エアコン
・電子レンジ
・洗濯機
・炊飯器
・給湯器
等々・・・
余裕で3000Wを超えていた為、家電は常時電源のものを除き3つ以上同時に使用することができず、頻繁にブレーカーが落ちていました。
契約内容を変更すればよかったのですが、自宅が古民家ということもあり、ケーブルの引き直しが必要ということで断念しました。
イーサリアムアップデート「ロンドン」による報酬低下を危惧
アップデートの内容に新しい手数料の導入と言うものがあったので、それにビビってしまった私は、報酬額が下がるだろうと勝手に思い込んでいました。ですが、結果はあまり下がりませんでした。
ここでいつもの心配性が暴走してしまったようです。
あと2ヶ月くらいは手放すべきではなかったですね。
4ヶ月は様子を見るべきでした。
結果としてはあまり下がりはしませんでしたが、どんな状況でも大幅に上がると言うこともなかったので今のところあまり後悔はしていません。
Difficulty Bomb投下が来年の5月半ばに延期が決定したという報告を受けてものすごく後悔しています。。。
売却した月から5月までマイニングを続けていれば+800000円です。
イタすぎます。。。
イーサリアム2.0完全移行時の中古GPU大量放出によるGPU価格大幅低下を危惧
年内になるか来年になるか定かではありませんが、イーサリアム2.0に完全移行するとイーサリアムのGPUマイニングが完全に終了となります。
その際、別の通貨へ移行するユーザーとマイニングから撤退するユーザーに分かれると思います。
その比率によって某オークションサイトやフリマアプリに流れるGPUの数が決まるわけですが、もし大半が撤退するとなった場合かなりの数のGPUが流入することになります。
そうなると大幅な価格低下を引き起こし二束三文の価格で売却せざるを得ない状況に陥る可能性があります。
イーサリアムマイニングはいつまで続く?
はい。皆さんが一番懸念しているのはこれだと思います。
本来、12月8日に予定されていたDifficulty Bombでしたが、来年の5月半ばに延期が決まったと開発者が発表したそうです。
早々にリグを売却してしまった私ですが、2ヶ月どころか4ヶ月は様子を見るべきでした。。。
以上を踏まえて今からでもGPUマイニングは始めるべきなのか?
みなさんもなんとなく察しているかと思いますが、今からマイニングを始めるのはお勧めしません。
なぜなら未だにGPUの価格が高騰している上に現在主力であるイーサリアムマイニングが近々終了となっているので終了後の売却金額等を考えると収支がマイナスになる恐れがあるからですね。
おすすめはできませんが、Difficulty Bombが来年の5月半ばに延期になったことで、今からGPUマイニングを始めても一応利益を得ることが可能になりました。(10月現在では)
但し、マイニングリグを売却する事を前提とした場合のみ利益が発生するので、売却のタイミングが重要となってきます。
ですがネット上の情報ではさらにDifficulty Bombの延期を示唆するような情報もあったので、今後も注意深く情報を探っていくべきでしょう。
絶対に私のように早とちりしないようにしてくださいねw
と言うことで今回の記事は以上です。
みなさんマイニングや仮想通貨取引は慎重にね!
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