どもどもしんちゃんです。
PCモニターは製品ラインナップが豊富なうえ、様々な機能や種類がありどの機種が自分んに合っているか悩んでしまう方も多いのではないでしょうか。
と言うことで、今回はモニターの種類と機能のご紹介と失敗しないための選び方についてして解説していこうと思います。
PCモニターを導入するメリット
eizo.co.jpより
PC画面を拡張して作業効率を上げられる点がPCモニターを使用するメリットです。
画面サイズの小さいノートPCを使用する場合、作業効率が上がらない場合もありますが、PCモニターと併用することで画面を拡張し、快適に作業することができます。
また、好みのサイズや解像度を選べるのもポイントです。
例え、デスクトップPCであっても、モニターを変更することで快適な環境に改善される場合があります。
現状に不満がある方は購入を検討してみてはいかがでしょう。
PCモニターの種類
モニターの形状
モニターの形状は大きく分けて【スクエア】と【ワイド】の2種類があります。
この2種類には画面比率の違いがあります。
ちなみに、現在はワイドモニターが主流となっています。
スクエアの画面比率:5 : 4
ワイドの画面比率:16 : 9
その他の形状
ウルトラワイド/曲面
その他にも、ワイドモニターを横に広げた【ウルトラワイド】という形状や没入感が得られるようパネルを湾曲させた【曲面モニター】と呼ばれるものもあります。
主に、集中力が重要視されるゲーム、動画編集などの用途に適したモニターですが、ワードやエクセルの事務用途やブログ記事の作成にも適しているので、気になる方は検討してみましょう。
モニターのサイズ
モニターの解像度
解像度とは、モニターの中にどれだけピクセルを表示できるかを指す値で、画像や映像の鮮明さが決まります。
解像度の数値が高い程映像が鮮明になります。
但し、解像度に比例して価格も高くなる傾向が見られるのが難点です。
安価で購入したい方は無難に【1920 × 1080】のフルHDを選択するといいでしょう。
モニターのパネル
IPSパネル
IPSパネルは178°の広視野角を持つのが特徴です。
どの角度から画面を見ても安定した色表現が可能で、応答速度のばらつきも少ないのでおすすめです。
但し、バックライトの透過率が非常に高いため、黒を表現するのが苦手です。
VAパネル
VAパネルはバックライトの透過率が低く、深みのある黒を表現できるのが特徴です。
また、高いコントラスト比も実現可能なため、暗部表現の多い映像で高いパフォーマンスを発揮します。
但し、比較的視野角が狭く、斜めから見る場合は不向きなので真正面から見て作業する方や映像の鮮やかさとメリハリを求める場合におすすめです。
TNパネル
TNパネルはコストが安いため安価で購入できるのが特徴です。
IPSパネルやVAパネルに比べ応答速度を速くできるのでゲーム向けモニターに多く採用されています。
但し、VAパネル以上に視野角が狭く、斜めから見たときの色変化が激しいため、真正面から見て作業する方におすすめです。
モニターの光沢
モニターには、【グレア】(光沢)、【ノングレア】(非光沢)の二種類があります。
グレア(光沢)
eizo.co.jpより
グレアは光沢があるため、映像がきれいに見えますが、モニターへの映り込みが多いという弱点があります。
ノングレア(非光沢)
eizo.co.jpより
ノングレアは光沢が無く、くっきりとした映り込みがないのが特徴です。
但し、グレアに比べると発色が悪いので、物足りなさを感じる場合があります。
モニターの機能
フリッカーセーフ機能とブルーライト低減モード
どちらの機能も眼球への負担を軽減する機能なので、長時間モニターを見る方には是非覚えておいてもらいたい機能です。
ちらつきを抑えて目の負担を軽減する【フリッカーセーフ機能】
lg.comより
目にやさしい色合いで表示する【ブルーライト低減モード】
lg.comより
SUPER Resolution+
lg.comより
低解像度の映像でも、高精細に表示することができる機能です。
主に、液晶テレビに多く搭載されていた機能ですが、今はPCモニターでも標準で搭載されている物が多いです。
現在はフルHDが主流となっていますが、AmazonPrimeVideoなどは最大解像度がHDしか無い物も存在するので、映画やドラマを視聴することが多い方には是非覚えておいてもらいたい機能の一つです。
モニターのリフレッシュレート
モニターには【リフレッシュレート】と呼ばれる機能があります。
これは60Hzや144Hzと表記されるもので、1秒間に画面が何回切り替わるかを表しています。
60Hzでは1秒間に60回画面が切り替わり、144Hzでは1秒間に144回画面が切り替わります。
数値が高いほど映像が滑らかになります。
但し、144hzなどの高いリフレッシュレートの場合、一般用途やデスクワークなどの用途で得られるメリットは少ないため、無理をして144Hzを選ぶ必要はありません。
上記の用途で使用する場合は最低でも60Hzを選択していれば快適に使用することができます。
モニターの選び方
ここまでご紹介した内容を踏まえて、以下の点を参考にモニターを選んでみましょう。
価格で選ぶ
モニターの価格は、安い物では1万円台で購入できる安価なものから10万円を超える高価なものまで様々なラインナップがあります。
サイズが大きくなるごとに価格も高くなる傾向があり、また、ゲーム用途やブランドによっても価格差が出てくる傾向にあるので、事前に用途を確認したうえで検討しましょう。
見た目で選ぶ
benq.comより
機能や価格も重要ですが、見た目も重要と考える方も多いのではないでしょうか。
例えばモニターの淵の部分は太いより細い方がスタイリッシュでスッキリした見た目なのでとても人気があります。
用途で選ぶ
用途によって適したモニターは異なります。
例えば、動画編集で4K映像を扱う場合、解像度【3840x2160】の4Kモニターが必要なことが多い為、4K対応と表記されているモデルがおすすめです。
また、サブモニターとして使用することを前提に検討している場合は機能を省いた安価なモデルでも十分使用できます。
但し、解像度の違うモニターどうしを組み合わせる場合はピクセル数の関係で使用し辛くなるので注意が必要です。
解像度はなるべくメインモニターに合わせて購入することをおすすめします。
メーカーで選ぶ<おすすめ>
私がおすすめするのはメーカーで選ぶ方法です。
製品の価格や見た目も重要ですが、購入した後のメーカーの対応も重要視する要素の一つだと考えています。
メーカーによっては購入後の対応が悪いという話もよく耳にするので是非参考にしてみてください。
EIZO
eizo.co.jp
ディスプレイ装置を製造、販売している数少ない日本メーカーです。
1990年代のCRT全盛期からディスプレイ機器の画質と信頼性に定評があり、ビジネスはもちろん、医療現場~パチンコなどのアミューズメント用モニターまで幅広く手掛けています。
但し、値段もそれなりに高額となる為、一般の方にはハードルの高いメーカーです。
innocn
innocn.com
主にウルトラワイドモニターとモバイルモニターを取り扱う中国メーカーです。
Amazonでの評価も高く、価格も比較的安価なので大人気です。
今のところ悪い評価もなく、評価総数も少ないことから桜レビューの可能性も低いと思われます。
I-O Data (アイ・オー・データ)
iodata.jp
HUAWEI
HUAWEI.com
主にスマートフォンやノートPCなどのモバイル製品を開発・販売している中国メーカーです。
PCモニターのラインナップはまだそれほど多くはないですが、購入後のサポート対応も良く誠実さを感じるメーカーです。
実際に私もHUAWEI製のモニターを使用していますが、質感も良く、サポートに連絡した際も日本人が対応してくれたので安心感を覚えました。
HP(ヒューレット・パッカード)
hp.com
主にPCを製造・販売しているアメリカのメーカーです。
比較的安価なモニターも取り扱っているので人気のメーカーです。
また、外観もスタイリッシュなのでデザイン性を重視している方は是非チェックしてみてください。
DELL
dell.com
JapanNEXT
japannext.net
4Kなどの高精細に対応しつつも、低価格なモニターを取り扱っている日本のメーカーです。
但し、開発・製造はしていないと思われるため、やや耐久性や性能に不安が残るメーカーという印象が強いです。
また、初期不良時に返品は受付受け付けてもらえず、交換または修理での対応しかしてもらえなかったとのレビューを見かけたことがあります。
BenQ
benq.com
LG
lg.com
LGは韓国の総合家電メーカーです。
値段は比較的安価で、人気の高いメーカーです。
その反面、サポート対応が非常に悪く、付属のモニタースタンドが壊れやすいとの声が目立ちますので、モニターアームの使用を視野に入れて購入する方がよさそうです。
一応、Amazonが直接LG製品を販売していますが、念の為Amazonの5年保証オプションを付けることをおすすめします。
まとめ
さて、PCモニターにも様々種類があるということをわかっていただけたのではないでしょうか。
モニターは選び方次第で、より快適に作業することができます。
是非ともこの記事を参考に自分にあった1台を見つけてみてください。