どもどもしんちゃんです。
今回は中高生向けのパソコンについてです。
【もしも私が我が子にPCを買い与えるなら】と言う内容で、パソコンの形状、構成、理由などを紹介していければと思います。
ちなみに、過去に以下の記事を書いておりますので、PCにあまり詳しくない方は是非読んでみてください。
【もしも私が、我が子にPCを買い与えるなら】
まず初めに、私であれば、先を見越した上でPCを選びます。
例えば、学習用として選ぶのはもちろんですが、子供であれば後々PCゲームや動画編集に興味を持つ事が予想されるので、始めからまたは後からゲームや動画編集をすることができるPCを選択するとおもいます。
これを踏まえたうえで、パソコンの形状や構成、それに対する理由を付け加えながら説明していきます。
パソコンの形状はタワー型がおすすめ
私であれば、【タワー型】のPCを選びます。
タワー型PCのメリットは【拡張性】に優れている点です。
例えば、ゲームができないタワー型PCの場合、GPUと呼ばれるゲームなどの処理性能を格段に向上させるパーツを後からでも取り付けすることが可能になります。
しかし、後からGPUを取り付けするとなると、GPUの取り付け方法や、電源ユニットの交換など、知識面や資金面で問題が発生する場合も多いので、それらを回避したい方は最初からGPUが搭載されているPCを購入するようにしてください。
また万が一、ここでスリム型やノートPCなどの拡張性に乏しいPCを選んでしまうと、PC自体を丸ごと買い換えなければならなくなる可能性もでてくるので注意するようにしましょう。
価格の参考用に、【GPU搭載PC】【GPU非搭載PC】【後付け用のGPU】のリンクを張り付けておきますので、是非参考にしてみてください。
GPU搭載のタワー型PC
GPU非搭載のタワー型PC
後付け用のGPU
その他のGPUの種類については以下の記事で紹介しています。
おすすめの構成
以下が私がおすすめするPCの構成です。
OS:Windows10または11 Home
CPU:Core i3~Corei5
メモリ:8GB~16GB以上
SSD:250GB~1TB
HDD:無くても良い
GPU:GTX1660~RTX3050
Officeソフト:無くても良い
OS:Windows10または11 Home
現在では、Windowsが主流のOSとなっています。
Macのような人気のPCもありますが、子供が社会人になったとき触れる可能性が圧倒的に高いのはWindowsです。
CPU:新世代Core i3~Corei5
現在のCorei3やCorei5でも十分過ぎるほどの性能があります。
始めは、Core i7も視野に入れるか検討してみましたが、やはり価格面で考えた場合、子供用としては少し勿体ない気もします。
ちなみに、新世代のCorei3でも旧世代のCorei7に匹敵する程の性能がありますので、Officeやプログラミングなどの練習用としては必要十分な性能を持っています。
メモリ:16GB以上
メモリは、PCの効率を上げる重要な役目を果たしています。
例えば、大きい机と小さい机があるとしましょう。
さて、どちらの机で作業をした方が効率的だと思いますか?
このように、メモリは容量が多い方が作業効率が上がるという特性があるので、画面上にたくさんの資料を並べて作業する場合などは、メモリへの負荷が軽減され快適にPCを使用することができるというわけです。
SSD:250GB~1TB
以前まではHDDが主流でしたが、技術が進歩した現在ではSSDが主流となっています。
HDDとの主な違いは【転送速度の違い】になります。
SSDにも様々ありますが、性能の低い物でもHDDの3倍、高い物ではHDDの30倍転送速度が速くなります。
容量は250GB~1TBがベストです。
Officeやプログラミングの教材用であれば250GB、1つ1つのデータ容量が多いゲームや動画編集を視野に入れるのであれば500GB以上がおすすめです。
GPU:GTX1660~RTX3050
あくまでも子供用のPCなのでGPUの性能はそこそこのもので大丈夫かと思います。
今回私が選んだのは【ミドルクラス】のGPUです。
この辺を選んでおけば大抵のゲームはプレイ可能です。
また、ゲームだけではなく、画像編集や動画編集と言った将来的に役に立つであろう編集ソフトを扱うことができるようになります。
子供の教材としておすすめの無料ソフト
以下で紹介している無料ソフトの使い方などはネット上にたくさん情報が転がっていますので、初めてでも扱いやすいと思います。
一部無料の動画編集ソフト【Da Vinci】
完全無料の画像編集ソフト【GIMP】
無料で使えるブラウザ版Office
その他にも、無料で使えるブラウザ版Officeもあります。
有料版と比べ、機能は制限されますが、教材用としては十分すぎる機能が盛り込まれています。
ご利用方法は下記の記事にて紹介しておりますので是非参考にしてみてください。
HDDやOfficeソフトは最低なくても良い
個人的に、HDDや有料版のOfficeソフトは最低なくても良いと考えています。
HDDの場合ですと、容量が1TBあった場合、その容量を使い切ることができるのかという点です。
動画編集などの教材用途として使用するのであれば、1TBのHDDはあった方が良いかと思いますが、ゲームやOfficeなどの用途が目的であればHDDは正直不要だと思います。
後からHDDが必要になった場合に、外付けHDDを購入してカバーすることも可能なので、用途を見直したうえで検討してみてください。
また、有料版Officeの場合は、Microsoftアカウントに登録することで【ブラウザ版Office】が無料で使用できるようになります。有料版に比べ機能に制限は付いてしまいますが、教材としては十分すぎる程なので有料版Officeは不要と考えています。
私の想い(自分語りになりますので興味がない方は飛ばしてください)
実は、この記事を書いたのには理由があります。
私は、周りに何もない田舎で生まれ育ちました。
両親は今も昔も、新しい物には無頓着な上、わからない物には手を出さない慎重派です。
そんな両親に育てられたせいなのか、私も高校に入るまではわからない物も多く、【興味のあるもの】や【将来の夢】すらも無いまま毎日を淡々と過ごしていました。
でもある時、ふと思ったんです。
「俺の夢、やりたいことはなんだろう」
そこからが地獄の始まりでした。
どんなに考えてもやりたいことがわからない。
そんな時期が6年程続き、その時に興味を持ったのがPCとネットでした。
調べれば調べる程出てくる、【他人の価値観】【知識】などの情報量に圧倒されたと同時に「もっと早く知ることができれば」と、後悔の念に押しつぶされそうになったのを今でも覚えています。
なので、今の子供達にはそんな思いはしてほしくないんです。
恐らく、この記事を読んでくれている方はすごくお子さん想いの方だとは思いますので、是非、あなたが調べた事をお子さんにも教えてあげてください。
必ずしもネットに転がっている情報は正しい物ばかりではないし、ネットと言うものに嫌悪感や危険性を感じてしまうこともあるかもしれません。
ですが、「私はこう思うけど○○君はどう思う?」など、その都度、親子で議論を重ねることで、物事への理解力であったり、興味のあるものへの好奇心を育てることにつながると私は信じています。
是非、これを機会にお子さんの未来への懸け橋となっていただけることを願い今回の記事を終了したいと思います。
最後に、自分語りなうえ、とても長くなってしまいましたが最後まで読んでいただきありがとうございました。